とかく固めがちな胸郭・胸椎、まずはデザインを考えてみました。胸郭と骨盤の空間での位置関係…つまり横隔膜と骨盤底の関係を整えることを考えていただきました。次に、何々筋とか関節の可動性とかは置いておいて、前後左右の紐とクロスラインから調整を図ることを実践してゆきました。皆さんとてもとてもとても熱心で、こちらもどんどん入り込んでしまいました。要求はシンプルに3つまでとしたので、それぞれのペア・グループが理解しやすい流れになったのかもしれません。予定のところまでは提供できませんでしたが、ただこなすのではなく、しっかり理解しながら進んでいただいたので、次の目的地へのコンパスはしっかり持ち帰っていただけたようです。次回は3月「肩甲帯・上肢に対する見方と介入」を予定しています。