【動きのガイド講習会「運動制御に影響を与えるエクササイズ」@大阪を開催しました!】
今回のテーマは、臨床でよく行っている、筋力強化・ストレッチ・協調性のエクササイズを再考してゆきました。
特に姿勢や動きの中で、腰部と股関節の分化した動きが必要なことは、評価なり観察なりで分かっているのに、実際の介入になった時、グローバルパターンの運動処方をしていることが多くあります。
立位・座位・臥位などで、特異的パターン(股関節伸展/腰椎屈曲-股関節屈曲/腰椎伸展)をペアワークの実習を行うことで、エクササイズの構成をどのように構築するのか深く考えることが出来たようです。
動きの変換や場の変更などから、習慣的/非習慣的運動パターンをCNSに入力してゆきます。局所や構造の短絡的な改善では、解決しないことが理解していただけたようで、結局のところ、運動学習・運動制御という運動パターンの改善が筋力強化・ストレッチ・協調性につながります。それぞれを分けて行う必要はなく、それぞれが含まれていることを行う~定量的から定性的なエクササイズが重要です!~
次回は9月11日(日)「初期発達の動きから考える~wormの動き~」を開催いたします。9月は第3日曜日ではなく、第2日曜日なので、お間違えの無いよう宜しくお願いいたします。