10月1日(土)は、「頭頸部へのアプローチ」を開催しました。頭頸部を中心に姿勢や動きを観察してからはじめました。胸鎖乳突筋や僧帽筋上部へのアプローチを中心とした実習をペアでじっくりと行いました。最近はスマホやパソコンをよく使うので頭部が前方に出てしまっている方が多いですね。実習後はみなさん首がすっきりして、頭部の位置が改善されていました。頭頸部へのアプローチはリスクもあるので十分注意しながら臨床で活用してみてください。
10月2日(日)は、「第7頸椎の動きと全身への影響」を開催しました。肘をついた四つ這いやパピーポジションなどのうつ伏せ肢位で、肩甲骨の間に脊柱を入れたり出したりするレッスンを行いました。次に仰向け立て肘の肢位で同様の動きを行いました。その肢位をとること自体がしんどかったり、うまく肩甲骨を動かすことができなかったりする方も見られました。C7とT1の動きを手に入れ、不必要なものを手放すことを実習しました。C7の位置を確認してモニターしながら動きを誘導してゆき、動きの変化を感じました。グループワークとディスカッションも交えて、最後は今日のレッスンを通して学んだことと活用できることを話し合いました。レッスンでの動きを実際に臨床などで活かしていくこともみなさんで意見を出し合って、共有しました。動きの専門家として、対象者の方へのアプローチにぜひ活用してみてください。参加者のみなさん、お疲れさまでした。次回は4月2日(日)「胸郭の動きと転がること」の開催が決定しております。奮ってご参加ください。