去る6月2日(日)に姫路市の入江病院リハ室にてFeldenkrais® WS「移行の動き」を開催いたしました。今回の内容は転がる(寝返り)や起き上がり、移乗、立ち上がりなど姿勢を変換することを主に探求いたしました。基本は曲がる動き(屈曲・伸展・側屈)の組み合わせで、意図に見合った動きを身に着けることに主眼を置きました。動作分析や正常動作、バイオメカニクスといった事柄は脇に置いて、赤ちゃんが動きを身に着けてゆくプロセスを行為として考えてゆきました。行為では、筋力や可動域といったことに囚われず、楽に心地よく動くための組織化をみつけてゆきます。なまじ上肢、下肢、筋力などがあるためワーム(頭・胴体・骨盤)を使用せず、それらを使用してしまい出来た気になっています。先ずは自由度のあるワームを取り戻すこと、均一に曲がること、螺旋に動くとアップライトに持って行けること、など多様性を求めてゆきました。この「多様性がある」ことこそ「良い動き」といえるのではないでしょうか?参加者の皆様、お疲れさまでした!また、7月7日(日)は西宮GTM、7月13日(土)~15日(月祝)は児島リトリートと参加者を募集しております。ご興味のある方は、是非ご参加のご検討を!