8月4日(日)にFeldenkrais®GTMを福岡にて開催いたしました。今回のテーマは「発育期の動き」です。オリエンテーション(周りを見回す)ことを身につけます。重力との関係やバランスの取れた動きからワームの形を見合った状態にしてゆく学習です。動きの始まりでもあり、屈曲から伸展へと変換することで転がれますが、転がることが目的ではなく、見回した結果として転がれたにすぎません。意図と行動が結びつき始めて、四肢を使う準備やアップライトになって重力の影響を受け始めるタイムラインとなります。主にグローバルパターンの動きですが、頭頚部は分化し、頭の保護からオリエンテーションへと発育してゆきました。参加者の皆さんは兎角四肢を多用し、ワームを動かさない筋力に依存した動きでしたが、効率の良い動きを身につけることで、対象者へのガイドも変容するのではないでしょうか。次第に滑らかさや多様性を身につけて、目的であるオリエンテーションとバランスの本質が行動として学習されたようです。一日楽しく学ぶことができましたね、お疲れさまでした!