フェルデンクライスのATMを行う際に注意していただくことで、「ゆっくり小さく動きましょう」と言葉かけをします。「ゆっくり」は人によって感じ方が違いますので、今の半分くらいのスピードで行ってもらいます。小さくも同様ですが、程度についても聞きたくなるようです「今くらいの速さで良いですか?」とか。それに対して「いかがですか?さっきの速さと比べて?」と答えてみたりします。なんにせよ、それが正しいとか間違ってるとかはありませんし、他者が決めることでもありませんので。YouTubeにもATMレッスンがいくつかありますが、どうしても動きを追うことに一生懸命になりすぎるので、動きの指示を聞いたら動画を一時停止して、自分の動きの大きさや速度に注意を払ってやってみると効果的かもしれませんよ。ゆっくり小さくを実践してみると、日常生活の様々な場面での気づきが得られます。