ATMレッスンは、精密に構成された「動き」による探索法で、思考、感覚、動き、そして想像力が要素として含まれています。レッスンの多くは発達の動きと日常的な活動の機能に基づき構成されています。また、筋骨格系と姿勢との関連性についても探求します。レッスンはシンプルな動きで、快適に動きながら無理なく動きの範囲を広げて、どのように機能を組織化してゆくのか自然に学んでゆきます。「動き」の要素を詳細に経験することにより、自分自身の全体に注意を向け、不必要なエネルギーを減らし、意図を行動に結びつける方法を学びます。行動の質が変容し、習得のプロセスがスムーズなものとなります。
FIレッスンは徒手接触を用いた触覚及び運動感覚によるコミュニケーションといえます。どのように自分の身体を組織化してゆけば良いか伝え、やさしいタッチと動きによって運動の機能性、効率性、巧緻性、アライメント、全体の調和を向上させてゆきます。レッスンの学びのプロセスでは、個人の領域を侵襲したり、力で変化を起こすようなことはありません。対象者がその瞬間に必要としているレッスンを構築し機能の統合を図ってゆきます。